認知症とは?
正常に発育した脳が何らかの原因により損傷されて、その結果として知的能力が低下してしまい、日常生活に支障をきたす状態のことを指します。
日本では、長らく「痴呆症」と呼ばれていましたが、2004年に厚生労働省が一般的な用語や行政用語としては「認知症」が適当であるとの見解を示し、以後「認知症」と呼ばれるようになりました。
脳の機能低下によって、記憶障害や認知機能障害などを招いてしまう恐ろしい病気であり、脳というのは体内でも特に重要でデリケートな組織で、他の細胞と違って脳細胞がいったん破壊されると二度とよみがえることはありませんので、日頃からしっかりと予防する事が大切です。
認知症の原因とは。
認知症の原因となる病気は様々ですが、特に多いのが「脳血管障害」と「アルツハイマー病」であり、これらとその混合型(二つ合併型)を合わせると、認知症全体の8割~9割を占めると言われています。
上記以外では、パーキンソン病、びまん性レビー小体病、ピック病、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症、薬物中毒、脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症、神経ベーチェット病などが知られています。
●脳血管性障害による「脳血管性認知症」は、脳の血行障害によって、細胞に酸素や栄養素が届かなくなってしまい、脳細胞が死滅することで発症します。
●アルツハイマー病による「アルツハイマー型認知症」は、脳細胞が何らかの原因により減少てしまって、脳が萎縮することで発症します。
レスベラトロールの効果。
『赤ワインがボケ防止に効果がある』という話は、実は随分以前から言われていましたが、これまで科学的・医学的に証明されたことはありませんでした。
しかし、最近、日本の研究チームによって、赤ワインに含まれている「レスベラトール」を摂取することで、認知症の予防に期待できることが発表されています。
内容としては、レスベラトロールを摂取することで、胃の知覚神経を刺激して、それが脳に伝わり、記憶や学習機能に関わる脳の器官「海馬」の神経細胞機能を改善・再生する事が報告されています。
また、レスベラトロールの効果は、脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症のどちらのタイプに対しても予防する事が出来るとして注目を集めています。
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